・十種競技の得点算出法                     GAI 氏

 a1:100m走(秒)
 a2:走幅跳(cm)
 a3:砲丸投(m)
 a4:走高跳(cm)
 a5:400m走(秒)
 a6:110mH(秒)
 a7:円盤投(m)
 a8:棒高跳(cm)
 a9:やり投(m)
 a10:1500m走(秒)

の記録を次の式で計算させる。

W(a1,a2,a3,a4,a5,a6,a7,a8,a9,a10)
=floor(25.4347*(18-a1)^1.81)+floor(0.14354*(a2-220)^1.4)+floor(51.39*(a3-1.5)^1.05)
+floor(0.8465*(a4-75)^1.42)+floor(1.53775*(82-a5)^1.81)+floor(5.74352*(28.5-a6)^1.92)
+floor(12.91*(a7-4)^1.1)+floor(0.2797*(a8-100)^1.35)+floor(10.14*(a9-7)^1.08)
+floor(0.03768*(480-a10)^1.85)

という、まあ何と不思議な式を使うという。

 使われている係数値が各競技で微妙に調整されているんだろうが、どんな理由でどのよう
な人がこの式を決定しているんだろうか?

 こんな記録を一人では決して出せる人間はいないが、各種目で今までの記録が残る中で
の世界記録だけを集めると、(100mならウサイン・ボルト、走幅跳ならマイク・パウエル、・・・)

gp > W(9.58,895,23.37,245,43.03,12.8,74.08,618,98.48,206)
%1031 = 12591

という夢の様な得点になる。

 また、十種競技選手の最高記録だけを集めたら、

gp > W(10.12,828,19.17,227,45,13.36,55.87,576,79.8,238.7)
%1032 = 10575

になるという。

 日本での最高点は、2014年6月に右代啓祐が出した8308点

gp > W(11.24,715,15.19,203,49.66,14.9,50.17,480,69.11,272.62)
%1041 = 8308

 なお、武井壮は、1997年に7606点で優勝しているという。

 世界では、2018年9月のフランスのケビン・マイヤーの9126点が世界最高であるという。
(この人がとんでもない記録であることは想像できるが・・・)

 正確に計測はしていないが、何も日頃運動していない比較的運動神経がある大学生など
が十種競技をすれば、想像で、

gp > W(15,450,8,170,80,20,30,270,40,480)
%1043 = 2931

位の点数しか出せないのではなかろうか?



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