ニコラウス・メルカトル級数として、 1-1/2+1/3-1/4+1/5-1/6+・・・=log2 という等式が示
されている。
そこで、では、log3、log4、log5、・・・ はどうなるんだろう?この疑問を解消しようと、いろい
ろやってみたら、次のことに気付いた。
log2=納k=1,∞] (-1)^(k-1)・(1/k)=納k=1,∞] {1/(2k-1)-1/(2k)}
=納k=1,∞] {1/(2k-1)+1/(2k)-1/k}
の形式を元にして、
log3=1+納k=1,∞] {1/(3k-1)+1/(3k)+1/(3k+1)-1/k}
log4=1+1/2+納k=1,∞] {1/(4k-1)+1/(4k)+1/(4k+1)+1/(4k+2)-1/k}
log5=1+1/2+1/3+納k=1,∞] {1/(5k-1)+1/(5k)+1/(5k+1)+1/(5k+2)+1/(5k+3)-1/k}
log6=1+1/2+1/3+1/4+納k=1,∞] {1/(6k-1)+1/(6k)+1/(6k+1)+1/(6k+2)+1/(6k+3)+1/(6k+4)-1/k}
以降プログラムを作って、log n を確認していくと、これで大丈夫でした。
らすかるさんからのコメントです。(令和3年1月26日付け)
log2=Σ{1/(2k-1)+1/(2k)-1/k}
log3=Σ{1/(3k-2)+1/(3k-1)+1/(3k)-1/k}
log4=Σ{1/(4k-3)+1/(4k-2)+1/(4k-1)+1/(4k)-1/k}
log5=Σ{1/(5k-4)+1/(5k-3)+1/(5k-2)+1/(5k-1)+1/(5k)-1/k}
log6=Σ{1/(6k-5)+1/(6k-4)+1/(6k-3)+1/(6k-2)+1/(6k-1)+1/(6k)-1/k}
のようにすることもできますね。