6人を3つのグループに分ける方法の数は?と問われたら、
(36−3・26+3)÷3!=90(通り)
と答える方が多数と思うが、もちろん、次のように求めてもよい。
3つのグループの構成員の人数に着目して、
1+1+4 、1+2+3 、2+2+2
それぞれの場合の数を求めると、
6C4・2C1・(1/2)=15 、6C3・3C2=60 、6C2・4C2・(1/3!)=15
となるので、求める場合の数は、 15+60+15=90(通り)
組み分けの問題も人数に制限が入ると俄然難しくなる。
問題 8人を3組に分ける方法は何通りあるか。
については、上記の通り、
(解) (38−3・28+3)÷3!=966(通り) (終)
であるが、
問題 8人を3組に分ける方法は何通りあるか。但し、1組の人数は2人または3人とする。
のように組み分け班の人数制限がある場合は、上記の後半のようにして解かざるを得ない。
(解) 3つの組の構成員の人数に着目して、 3+3+2 の場合しかないので、
8C3・5C3・(1/2)=280(通り) (終)