・素因数分解での統計作業                   GAI 氏

 自然数nを素因数分解してみると、

 1=1 、2=2 、3=3 、4=2^2 、5=5 、6=2*3 、7=7 、8=2^3 、9=3^2 、10=2*5 、・・・ 、
 12=2^2*3 、・・・ 、18=2*3^2 、・・・

などと、 n=p1^k1*p2^k2*p3^k3*・・・*pn^kn (p1、p2、p3、・・・、pn:素数)で記述される。

 そこで、p1、p2、p3、p4、・・・ が連続する素数 2、3、5、7、・・・ であり、その指数が、
k1≧k2≧k3≧・・・≧kn であるタイプのグループをA、また、k1≦k2≦k3≦・・・≦kn のタイプ
をグループをBとする。ただし、1、2、4、6、8 は、A、Bはどちらにも属するものとする。

 さて、n を 1 から 10000 までの範囲で集めると、A、Bに属するものはそれぞれ何個存在
しているでしょう?

例 n=12=2^2*3 で、k1≧k2 を満たすので、Aに属する。

 n=450=2*3^2*5^2 で、k1≦k2≦k3 を満たすので、Bに属する。

 n=20=2^2*5 で、素数 3 を飛ばしているので、Aには(当然Bにも)入らない。

などの例を参考に考えて下さい。



                         投稿一覧に戻る