九九は81個も覚える式があり大変であるが、指で掛け算が出来れば、覚えるべき九九は
五五まで減らせるようだ。
まず、数に対しての指の折り方の関係を表にまとめると、
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
折っている指の数 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 |
立てている指の数 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
例 6×8・・・九九を覚えていれば直ぐに「48」と答えられるが、指を使って次のようにも計
算できる。
折っている指の本数を用いて、 1+3=4・・・積の十の位
立てている指の本数から、 4×2=8・・・積の一の位
よって、 6×8=48 となる。