株取引を行っている3人S、C、T がいる。3人が取り扱っている株は、それぞれk日目の
株の利益が、
1/sin(k) 、1/cos(k) 、1/tan(k)
で与えられる銘柄であるという。
さて、この3人がその株を1年間(365日)取引し続けたとすれば、どの人が最終的に最も
利益を上げることになるか?
例えば、1週間での3人の利益はそれぞれ
S:納k=1,7]1/sin(k) 、C:納k=1,7]1/cos(k) 、T:納k=1,7]1/tan(k)
となるものとする。これを計算に頼らず、推測してもらいたい。
(ブラックマンデーを予測してみよう)
らすかるさんからのコメントです。(平成31年2月22日付け)
予想は、
sinが負である程度絶対値が大きい数
tanが正である程度絶対値が大きい数
cosは上二つとくらべると0に近い数
となるので、 S<C<T になるかと思います。
(頭で考えただけで計算や確認はしていませんので、間違っているかも知れません)
なつさんからのコメントです。(平成31年2月22日付け)
自分も予想だけしてみます。
tan(k)だけ値の幅が広いので、逆数の和は0に近いと予想、sinとconは分かんないので、
ノリでどちらかが負になると予想し、利益は、C>T>S としてみます…(笑)
GAI さんからのコメントです。(平成31年2月23日付け)
実際の計算では、 S:-33325.4881・・・ 、C:3.9413・・・ 、T:33163.7045・・・ なので、
S<C<T
の結果で終わります。通常、三角関数には実数を動かし連続的変化で考えることが多く、整
数だけを選ぶことがない。
πは無理数だから、整数nとの違いで決して、どんなnでも、sin(n)は、0になることが起こら
ない。従って、1/sin(n)はいつでも値が取り得る。ただ、その値がπの整数倍に近いものに
なると、限りなく sin(n) は0に近くなり、その逆数は絶対値が大きなものに急激に変化する。
特に、113*π=354.999969855646・・・ と整数355はπの整数倍に限りなく近くなり
(1〜365の中で最接近)
gp > sin(354)
%483 = 0.8414546973
gp > sin(355)
%484 = -3.0144353359 E-5
gp > sin(356)
%485 = -0.8414872714
と急変してくる。もっと先を調査してみると、
364913*π=1146407.99999941222
1725033*π=5419350.99999996179
3450066*π=10838701.9999999235
25510582*π=80143857.0000000147
などが、より整数に近づく。
また、cosは、(110-1/2)*π= 344.004395568・・・ と整数344でcosの値は0に接近
gp > cos(343)
%487 = -0.8438377837
gp > cos(344)
%488 = -0.0043955539
> cos(345)
%489 = 0.83908792785
sin の変化ほどではないが、急変が起こる。この2つの激変の連動で、
1/tan(k)=cos(k)/sin(k)
は、k=355で、
gp > 1/tan(354)
%496 = -0.6421351891
gp > 1/tan(355)
%497 = 33173.7087745
gp > 1/tan(356)
%498 = 0.64205004440
と一気に利益が跳ね上がる時期に遭遇する。その結果、365日目ではいよいよ終盤近くに
なり、それまでは、CとTはどっこいどっこいの首位争い(Sは出遅れている)であったにも関
わらず、一気に差が付きTが圧倒的な差で首位につく。
このあたりの様子は、3つをグラフにして眺めていると、何かしら株価の変動で一喜一憂
している投資家の姿とダブって見えたので、このような表現を取らせてもらいました。
実際、株価急落や急騰は誰も予想は難しいのでしょうが、何かのパラメータに引きつられ
て起こるべくして起こっているのでしょうか?(くわばら、くわばら〜)
らすかるさんからのコメントです。(平成31年2月23日付け)
355/113=3.1415929…から値を予想しました。cosは、22/7=3.1428…から
cos(11)≒cos(7π/2)
となって、ある程度正になると予想していましたが、cos(344)で、ほぼ相殺されてしまうので
すね。
(奇数)π/2の近似分数は考えたことがなかったので、cos(344)は気付きませんでした。