登録番号 0003 あみだけの大根おろし和え(和食)

画像をクリックすると、拡大してみれます  あみだけは、赤紫色をした裏側が本当に網目状のきのこである。
 鍋物とか酢の物、お吸い物として食されるが、あみだけの一番おい
 しい食べ方は、写真のような大根おろし和えであろう。地方によっ
 て、おろし大根和えという言い方もあるようだが、何れにしろ、写真
 の一品は、きのこ好きにはたまらない料理である。
 「NARAのKYOKOのほーむぺーじ」の中に、ぐるめの部屋があり、
 長野県の「ふくらい家」(穂高町穂高4508)で、この一品が食され
  (クリックして拡大写真)  ると紹介されている。実際に食べておいしいとおもったもの、料理人
               のこだわりに心惹かれるものがあったものだけを紹介しているホー
ムページで、他にもいろいろ各地のおいしいものがあげられているが、その中でも、この「あ
みだけの大根おろし和え」のことを絶賛している。山形県長井市にあみだけの出荷工場があ
り、山形県をはじめとして各地で食されていると思っていたが、私の周りの人に聞いてみると、
食べた経験がないという。今度機会があったら、あみだけを食する地域の特定をやってみた
いものだ。
 私の父はきのこ狩りの達人で、秋口になると、身もそわそわ、深夜の1時頃から山に入り、
松茸を中心に収穫していた。あみだけは、そのときに一緒に収穫されていたようだ。おかげ
で、秋は、松茸ご飯とか、焼き松茸をはじめ、あみだけその他のきのこ類の料理で、きのこ
三昧の生活を送ったことを覚えている。その父も平成12年1月28日に他界し、「あみだけ
の大根おろし和え」を父の味として、今かみしめている。

                   お茶の時間のページに戻る
グルメ街道に戻る